電脳トレモロ

君の囁きに合わせて、僕の電脳が震えた。

Iambic 9 Poetry

はぁい、迷える子羊のみなさんこにゃにゃちわー。

スウィング・ハート・ジャンヌの火炙りラジオ、第345回でーす。

といういつも通りのゆるーい口上から始まった火炙りラジオでございます。

最近、寒くなってきたので盛りそばからかけそばに変えて、でも塩分が気になるので汁半分でお願いします、とかめんどくさい注文をしているジャンヌです。みなさんは寒い日の食事ってどうしてますか、お聞かせください。

 

それではさっそく恒例の「可及的速やかな命題」コーナーにいきたいと思います。

ラジオネーム「ベンジャーマン好きな奴とはいまいち仲良くなれない」さんからの問いです。

 

「昨今の極度に開かれたIT環境によって得た情報量の過多で、自身の価値観が細分化、多様化されすぎて立脚点を見出せないのですがどうすればいいですか」

 

とのことです。

ああー、これ私も分かりますよー。

ちょっと興味のあるジャンルをググってみたら、そのジャンルに対して深い造詣を持った人のWEBページが出てきたりして感心していたら、また別の機会でそのwebページに対する反論を見つけちゃった、とかそういうときですね。

端的に表すとZ時代のヤムチャになった気分と言うか、とにかくこいつら高次過ぎて何を言い合ってるのかわからないぜ、って瞬間に立ち会った時ですね。

あるいは自分が思いついたアイディアがもうやられているかどうか不安になって検索したらとっくに実現されてて、しかもそれがもう既に使えないと判断されてた時とかですよね。

そんなときに自身を実存を正しく認識してどこに足を置けるかってことですか。

これって凄く難しいことでもあるんですけど、逆にシンプルなことでもあるんですよ。

どうするかって、そりゃもうシンプルですよ。

今すぐ、このラジオを聞いているPCの電源ケーブルを適当な高さを持った突起物に引っ掛けて輪っかにして首をくくって全体重を掛ければいいのです。

そうすればとりあえず、実存を希求するシステムは消失するのですから。

え、それって自殺じゃないかって。

確かに自殺ともいいますが、ある側面では救済ともいいます。

これが救済として認められないのは、単に金持ちが困るからです。

金持ちには自身の立脚点に安易な解決を見る者や、立脚点に対していつまでもウジウジと悩んで翻弄される者を食い物にして経済的恩恵を受けている者が少なからずいますので。

そんな構造から抜け出したかったら、バイバイ現世でございます。

バイバイ現世が「悪」とされるのは、皆が皆そうしたら搾取される層がいなくなって金持ちが困るからってことです。

ですので、もうどうしようもなくなったら死にましょう。別にそれはそんなに悪いことじゃないですよ。

まあ私は死にたくないので、当分頑張りますけれど。

死にたくないって、馬鹿っぽいですけどちゃんとした立脚点だと私は思ってますので。

 

「ベンジャーマン好きな奴とはいまいち仲良くなれない」さん、解答になっておりましたでしょうか。

それではリクエストです。

Squarepusherで、

 

Iambic 9 Poetry

 

http://www.youtube.com/watch?v=7d5f69QoBnw